シル婆ぁひとり歩きお遍路

純米酒と仏とjazzが好き

シル婆ぁが出会ったお遍路たち(その1)

お遍路は一期一会。出会って別れの繰り返し。人生と同じ。たくさんのお遍路達に声をかけ、かけてもらった。

 

・広島のN沼さん

60代半ばのおじ様。シル婆ぁ四国到着当日の夕方の1番霊山寺で声をかけてくれた方。結願し、この日88番から1番に戻ってきたと。そして偶然その晩同じお宿だった。車やバスツアーで2周し、退職したので今回3週目は通しで歩いたと。結願した方と、結願したその日に最初に会えるなんて縁起が良いね。この後高野山にお礼参りに行くと言っていた。

志度寺でお接待してるK出さん

安楽寺の宿房夕飯の時に隣の席になった女性の方。志度寺のそばで普段はお接待をしているんですって。色んなお遍路をお接待してきたけど、お遍路に行ったことがないので今回初めて歩いてみたと。切幡寺まで打って帰ると言っていた。

・神戸のおっちゃん50代半ば

シル婆ぁお遍路三日目、十字路で地図を見ていた時に声をかけてくれた方。大厄の年に初めてお遍路に出て以来お遍路にハマり、コロナを機に仕事を辞めてお遍路に専念。今回は8周目と言っていた。今回は野宿で周ってるようだった。離れたり一緒になったりで、この日と翌日の井戸寺府中駅まで所々一緒に歩いた。このおっちゃんが名古屋の二人組をシル婆ぁに引き合わせてくれた。色んなことを教えてもらった。いつか御師になるんじゃないかな。

・名古屋の女二人組 M尾ちゃんとM沢さん

1番霊山寺でシル婆ぁを見かけたという2人。シル婆ぁ3日目10番切幡寺で神戸のおっちゃんから紹介される。11番藤井寺、12番焼山寺でも会って話しをする。4日目に同宿に。5日目13番大日寺から19番立江寺まで一日一緒に歩き、その晩夜行バスで名古屋に帰った。医療関係者と言っていた。たった一日だけど、一緒に周れてとても楽しかった!そして別れた後どれほど寂しかったか!