シル婆ぁひとり歩きお遍路

純米酒と仏とjazzが好き

シル婆ぁが出会ったお遍路たち(その3)

・インド楽器の演奏者

焼山寺から下ったお遍路宿にいたあんちゃん。インド楽器の有名な演奏者で世界中にパトロンがいるんですって。コロナで活動ができなくなって、免許の書き換えもあり一時帰国。80日かけて歩き遍路で通し打ちをした後このお宿に住み着いた?らしい。お尻より長い髪をTシャツの中に入れて尻から出していた。歯が無かったような…。あやしい風体だったけど優しいあんちゃんだった。初めて聞く名前の楽器だったけど、演奏聞きたかったなー。

・6日目の遍路宿で出会ったおじ様2人

太龍寺を下ったお遍路宿で一緒になったおじ様2人。一人は70才くらいの寡黙な方。今回が3回目で、逆打ちで周っていると言っていた。もう一人は大阪豊中の方。とても饒舌でビールをガンガン飲む。前歯が無かった。豊中のおじ様とは、翌日雨の中一緒に出発し離れたり会ったしながら歩いた。最後に会ったのが薬王寺だったけど…シル婆ぁが10日目に泊まった高知駅前のビジネスホテル。そのホテルで見かけたんだよね。マスクで歯が見えなかったので確信が持てないけど…。

・吉村ゆきそのさん

シル婆ぁの11日目に泊まった善通寺宿坊でお会いしたお婆様。お風呂で一緒になって、翌朝スマホの充電がなくなり困っていたところを私が予備電源を貸してあげて…そんなこんなでお話をすることに。高松市出身の踊りのお師匠さん。お大師様御誕生1250年記念に踊りを奉納したんですって。東京在住だけど善通寺に恩返ししたいと言っていた。とても美しく若々しく、品のあるお婆ちゃんだった。シル婆ぁの持ってないものすべて持ってるステキな方だった。