シル婆ぁひとり歩きお遍路

純米酒と仏とjazzが好き

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

シル婆ぁが出会ったお遍路たち(その4)

孤独な一人歩き遍路にとって、人との出会いは一期一会。 道に迷って声をかけられたり、着かず離れず前後して歩いたり、時には励ましあったり。お杖、白衣、菅笠、リュックのどれかで、遠くからでもお遍路ってすぐわかるのよ。 お遍路に出てまず感じたのが外…

シル婆ぁが出会ったお遍路たち(その3)

・インド楽器の演奏者 焼山寺から下ったお遍路宿にいたあんちゃん。インド楽器の有名な演奏者で世界中にパトロンがいるんですって。コロナで活動ができなくなって、免許の書き換えもあり一時帰国。80日かけて歩き遍路で通し打ちをした後このお宿に住み着い…

シル婆ぁが出会ったお遍路たち(その2)

・焼山寺を一緒に越えたおじさま達 11番藤井寺の近くのお遍路宿では5人のお遍路(全員男性)と同宿。新潟のおじ様:定年退職してお遍路に来た。腰と足が痛いけど通しで歩くと言っていた。大阪のおじ様:60才くらい。区切り打ちと言っていた。高知市から来た…

シル婆ぁが出会ったお遍路たち(その1)

お遍路は一期一会。出会って別れの繰り返し。人生と同じ。たくさんのお遍路達に声をかけ、かけてもらった。 ・広島のN沼さん 60代半ばのおじ様。シル婆ぁ四国到着当日の夕方の1番霊山寺で声をかけてくれた方。結願し、この日88番から1番に戻ってきたと。…

お遍路宿のご主人の話

色々と思い出深いお遍路宿…。シル婆ぁが聞いたお遍路宿のご主人たちの話を書こうと思う。 今回泊まったお遍路宿(すべて徳島県)は、すべてご家族、ご夫婦か親子で切り盛りしている感じだった。40代くらいの方もいれば70代くらいの方も。寡黙なご主人もい…