シル婆ぁひとり歩きお遍路

純米酒と仏とjazzが好き

どうやってお遍路をプランニングしたか

ここ数年、お遍路に行きたいなぁとずっと思っていたけれど、行くとはっきり決めたのは去年の今頃。それでもだらだらと日々を過ごし、プランニングを始めたのは今年の2月になってからだった。

最初は、まっぷるの「四国八十八か所めぐり」を買ってみた。でも、それじゃあ全くプランニングができず、イメージもわかない。計画が全然具体化できない。ネットで経験者のブログを読んでも男の通し遍路のブログはけっこうあったけど女の1人歩き遍路のブログは少なくて…。

でもブログあさりで、どうやら歩きの遍路にはバイブルがあるらしいことを知った。それがこれ!

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四国遍路ひとり歩き同行二人 地図編&解説編

一般社団法人へんろ道保存協力会編宮崎建樹大先生の解説書であーる!

 

すぐに取り寄せる。この本でお遍路宿があることを初めて知った。 

 

最初は歩けるだけ歩いて、その日その日でお宿を決めて行こう、ダメなら野宿でもいっかぁと思ったけど、遍路ガイドを何度も読むうちに、野宿できるか?自分!と不安になってきた。その日の宿のことを気にしながら歩くというダブルタスクは私にはやっぱり無理だわ。意外とビビりなのであった。

 

まっぷるのガイドブックも無駄じゃなかった。各札所のアクセスガイド(最寄りの駅やバスの情報)がけっこう詳しく載っていたのだ。

 

普段の自分の行動から、一日で歩ける距離を15〜20Kmと想定し、できる限り歩く、難しいところはエスケープルート(JRやバス)を利用することにした。マップルガイドと同行二人の地図を駆使して、四国巡拝センターの歩き遍路ツアーの日程も参考にしながらルートと日程を決めていった。日程を決める中で、2週間という期間もおのずと定まった。

 

宿泊はすべて2月中に予約した。

あとで知ったけど、予約できた宿の中には、人気ですぐにうまってしまう遍路宿もあったようだ。逆に2月でも断られた宿もあった。

通し打ちの人は、歩きながら宿を確保しているようだった。

悪天候のため一日だけ予定が変わり、1件はキャンセル、1件は宿泊を一日前倒したけど、お宿には前日にもかかわらず気持ちよく対応していただいた。ただ、がっちり宿泊場所押さえていたので、空き日ができたりした。1日でも早く前に進みたいお遍路ば予約がない方が動きやすいと思う。

私は、ゆっくりお遍路だし、毎日のゴール(お宿)が定まっていることがけっこう歩くモチベーションになっていたので、あらかじめ予約は正解だったと思っている。次にお遍路に行くときも予約して行く。