お遍路十日目 31番竹林寺から33番雪蹊寺
夕べの泊まりは高知駅前のビジネスホテル。今日はmy遊バスに乗って観光しながらお寺を回るつもり。ところが、始発のmy遊バスが8:00なのに切符売り場のとさてらすの開店から8:30だと。何これ?
慌ててチケットを売ってる一番近くのホテル走り込むも売り切れと。くぁーっ!お大師様ぁ頼むよー。イライラしながら駅のみどりの窓口でも売ってることを知り、5分前にチケット購入、バスに飛び乗る。
今回のこの計画は2月にはたてていた。そしたら、このタイミングで竹林寺の秘仏文珠様がご開帳するということを10日くらい前に知った。50年に一度の秘仏で、2014年の開帳を見逃してる。写真も非公開なので、一生拝見できないと思っていたのに…!喜(き)ゃあああぁお大師様ありがとうございますぅ。
五台山で下車し景色を眺めながら竹林寺に向かう。山門をくぐらなかったので、裏側かな。
千体仏
北村さんという方が飼っていた猫の胸に北の字の模様が出来てお家が栄えた、というエピソードから寄進されたものだった気がする。思い切り招き猫!
そのすぐそばご開帳の受付があり、ご開帳は9:00からスタート、四人ずつ拝観ということで、なんと一番乗りに!
お参りさせていただきましたよー獅子乗りの渡海文珠。感激…今日をかぎりにもう生きているうちにはお会いできないんだよ。なんだかお遍路仲間みたい…。
剣と蓮台に乗った巻経を持つ。きれいなお顔。うてんのう、善財童子、すぼたい、最勝老人五人揃ってます。彫りは浅く優しい感じ。
写真はイメージです。サザエさんヘアに仏がライドオン!
獅子は二台あるとのことだが、現在の文珠菩薩は初代(本来)の獅子にライドオン。2014年のご開帳の時に二代目若獅子(江戸時代)から乗り換えたそうだ。初代のアイツ(ち◯◯)は判然としない。シンプルで朴訥とした獅子。
重文書院の庭。書院も特別公開。
宝物館でも見仏。多くの重文仏を有する古刹。二代目獅子も宝物館で拝観できる。ちゃんと立派なアイツがついていた。若獅子は阿倍文殊院の獅子と似てる。
山門の前からバスに乗り、工業高校前で下車。禅師峰寺に向かう。バス停から徒歩で40分くらい。
途中にあった波除瓦のある要塞のような民家。かつちょえー!オーバーハング。波除瓦のある民家でオーバーハングしているものを他にも見たが、水害避けとか意味があるんだろうか。
寺に近づくが…なにこれ…嫌な予感しかせんわー!
案の定山登りキターっ!
32番 禅師峰寺
坂道登り切っても、はい!お約束の階段。ヒュルリ〜
そして境内。何これー!かっこ良すぎて考えがまとまらん!
この岩!しびれるわぁ。この祠の前の岩には窪みがあり、水が溜まっていた。潮の満ち引きにより変化するとか。
寺は高台にある。海の眺め。
仁王様が重文だった気がする。
元のバス停に戻り、またバスに乗る。桂浜へ。
桂浜で下車。桂浜は25年前に来たことがある。砂浜以外はだいぶ変わっていてびっくり!
高知屈指の観光エリアにお遍路さんはウキまくりなので、砂浜には下りず、そそくさと雪蹊寺に向かう。桂浜から1時間くらい歩く。
33番 雪蹊寺
本尊が重文だったかな。土佐になぜ雪の字なんだろう。
これで高知県は参拝終了。長浜バス停から高知駅へ戻る。my遊バスチケットのおかげで無料。
高知駅にいた変な人
はぁ…。今日も頑張った!居酒屋で乾杯。
今日も歩き遍路にはほとんど会わなかったなぁ。
今日は夕べのホテルに宿泊(2連泊)、なぜここにしたかと言うと、温泉があってランドリーがあって、アルコールバー飲み放題がついていたからデス。
明日は善通寺に行く。天気が心配。
今日の歩行
29,581歩
21.03キロ
5時間55分
昼ごはん無し
今ほろ酔いでごわす。酒弱くなったじゃけ。