シル婆ぁひとり歩きお遍路

純米酒と仏とjazzが好き

お遍路中のイヤぁな体験

それは4月30日(日)お昼寝頃高松駅前でのこと

 

前日にお遍路を終えて感無量。この日午前中は、善通寺でお勤めしお大師様ご生誕の記念イベントに萌えつきた。そして高松市香川県ミュージアム空海展を見るために高松駅に降り立った時のこと。駅前を怪しい団体がぶんどり、アジテーションしていたのよ。

政治団体なのかなぁと思いつつ通り過ぎようとしたところ、チラシを持ったご婦人たちに取り囲まれた。チラシを見ると「日○」の文字が…

「○蓮宗」か「○○正宗」かはわからないが、もしかしてご婦人の強いあの団体かもしれない。

 

私「見ての通りのお遍路ですので…」

女達「これ(チラシ)読んで下さい!」

私「見ての通り何も持てませんから。お遍路ですので。」

女達「紙一枚持てるでしょう」

私「紙一枚でも持ちたくありません。」

女達「はぁ?何言ってんですか?」 

私「私には固い信仰がありますので(←一応お大師様ね)」

女達(無視して説明を始める)

私「聞きたくありませんから。お遍路に声かけないでください」 

女達(無視して説明を始める)

 

何を言っても立板に水で車がかりの陣で攻めてくる。やっとの思いでふりほどき、小走りで走り去る私に向かい

「これだけは覚えておいてください!ご真言では救われませんからぁ!」

ご婦人達が絶叫…

 

何これ

こっちはお大師様三昧でナチュラルハイなのに、こんな捨て台詞浴びせられるなんて…

宗教の勧誘で金剛杖持ったお遍路に声かけるか?

 

あっ

そうか

彼らにとって、お遍路は間違った信仰心ってことか。だから折伏すべき対象ってことか…

 

…大きなお世話だっつーの!