お遍路の身支度は色々ある。実際に出会ったお遍路さんのお支度はさまざまだった。外国人は、白衣袖なし＋菅笠が多かったかな。ツアー遍路、車遍路はフル装備の人が多かった。行き会った３割位は白衣を着けず、さんや袋、輪袈裟、お杖のどれだった。
私は金剛杖だけは欲しかったけど、白衣、輪袈裟、菅笠、さんや袋は使わなかった。
お勤めのための納経帳、お数珠、経本は購入。
お数珠は、真言宗用のものでなく、勧められて女性用のものをチョイス。玉は水晶。
さんや袋を使わずにウエストポーチで行くつもりだったので、納経帳は一歩堂の通販でＢ５版を購入。文庫本より一回り大きいサイズ感。納経帳が意外と重くて…軽量化のためにも正解だった。心配していた納経(墨書)もモーマンタイだった。
その他、お線香、納札、ロウソク。お線香は取り出しやすいようにコーヒービート(チョコ菓子)の筒箱をマステで巻いて入れていた。
納札は基本同じ形だけど、ビミョーに違って、私が買ったもの(一歩堂)は、願意と年齢を書く欄があった。願意と年齢の欄がないタイプもあって、お遍路どうしでお札を交換する時年齢がバレバレでちょっと恥ずかしかった。
ロウソクは少しでも軽くするために豆サイズを持参。お線香もショートサイズがあるらしいので次はそれにしようっと。
お遍路にとって、金剛杖はお大師様。一番の霊山寺で購入。種類は3〜4種類あったと思う。桐材で軽く四角い。ともに旅するお大師様なので直感で決める。お杖はお遍路を何周しても買い替えないらしい。一期一会のお大師様なのだよ。
お宿で一歩堂さんで予め購入しておいた杖フィットを装着。
上の握る部分にはめてあるのが杖フィット。ウレタンを被せた上にカバーをかけるので握りやすくなるということだったが、ここで問題が。杖フィットが小さいのよ！グイグイ押し込み２/３位入れたところにウレタンに亀裂が！仕方なくそのままカバーをかけたので、これお杖は上まではまってません。
杖フィット(径２㎝まで)に対しお杖が太かったのだ(うちに帰って測ったら２.３㎝)。杖フィットそのものは宣伝通りとても使いやすくて良かったんだけど、使うなら杖の太さを確認するか一歩堂でお杖も購入したした方が良いかもしれない。
自分のお杖と分かるようにマスコットをつける。お杖は絶対取り違えてはいけないので、目印はマストです！
今回のお遍路で３㎝位短くなってしまった。
