シル婆ぁひとり歩きお遍路

純米酒と仏とjazzが好き

お遍路七日目 85番八栗寺 その1

85番八栗寺に向かう。

源平合戦ゆかりの血の池。そうか、ここは源平の屋島合戦の檀の浦(ちなみに有名な壇ノ浦は土編で山口県)。

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檀の浦の眺め。正面に見える山が、これから登る八栗寺屋島寺のある山と、八栗寺のある山に挟まれている湾が檀の浦になる。

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すぐに急峻な下りが始まる。雨、石、木の根、苔と、滑る予感しかない。
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案の定、シル婆ぁ2回も尻餅ついてしまい、治ったと思った膝と、ケツ、腰が痛くなる。
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八栗寺を正面に下る道。
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振り返って屋島寺。建物(廃墟ホテル)の所から下って来たのだ。
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安徳天皇社。
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この間、一人も遍路に会わなかった。

 

こちらから湾の向こうへ歩いていくとき、「お遍路さーん!」と遠くから声をかけられる。シル婆ぁ道を間違えたらしく、それを見かけた歩き遍路の方が声をかけてくれたのだ。誰にも遍路に会わなかったのに、そういう時にちゃんと歩き遍路に声かけてもらえるなんて、シル婆ぁラッキーだなぁ。